吉川小学校跡地に建てられた吉川キャンプ場「カワセミの里」がありますが、この吉川小学校の分校であった中塚にある今は廃校になった嵯塚分校に60年ぶりに訪ねた後、時間が少しあったので、タイラ沢の大滝まで行ってきました。
この滝は数年に一度くらいの割合で滝全体が全面氷結することで知られていますが、今の時期はヤマザクラの散った花びらが浮かんだ水面を眺めながら進めば、たどり着いた大滝からこぼれ落ちる水が清清しい気分にさせてくれました。
アクティ森から滝まではおよそ16km、車で1時間程度ですが、県道399号線を北上、途中からひたすら川根にぬける林道を走ります。一度掛川市に入りますが、また森町になります。林道の脇に立つ滝入り口の案内板があります。駐車場はありませんので邪魔にならないように脇に駐車して下さい。滝まで徒歩でおよそ10分程で到着できますが、途中で沢を横切るところがありますので、水量は多くないとしても長靴は必携になります。
林道のほとんどが舗装されていて、「ポツンと一軒家の捜索隊」ほど驚く場面には遭遇しないまでも、落石も多く尖った石を踏んでパンクすることがありますので、車にはスペアタイヤかパンク補修キットを必ず携行して出かけるのをおすすめします。また携帯電波もほぼ届きませんので、助けを呼ぶ必要のある方は2台以上で分乗して行く方がいいでしょう。当日も右前輪をパンクさせたままほぼホイールだけで走っている軽自動車にすれ違いました。